エコー検査(超音波検査)
腹部エコー検査、甲状腺エコー検査、頚部血管エコー検査を予約制にて行っております。
腹部エコー検査
肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、前立腺(男性)、子宮・卵巣(女性)の観察を行います。
エコー検査では放射線を使用しないので、放射線被爆や苦痛がなく、広範囲で多くの臓器の観察が可能です。
食事の影響を受けますので、午前中の検査の場合は朝食の摂取をお控えください。
甲状腺エコー検査
甲状腺疾患の画像的診断が可能です。
甲状腺とは首の前面、のどぼとけの下に位置する15g前後の小さな内分泌臓器で、新陳代謝を調整する甲状腺ホルモンを作り出しています。
元気がない、やる気が出ない、汗をかきやすい、動悸などの症状がある方や、頸の腫れが気になる方などは、血液検査による甲状腺ホルモンのチェックとともにエコー検査をご相談下さい。
頸動脈エコー検査
頸動脈の動脈硬化や狭窄、プラーク(限局性の壁隆起)の有無などを検査し、脳血管障害のリスクのチェックを行うことが可能です。
特に高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満などがある方、めまい、ふらつきなどがある方は検査をおすすめします。
24時間心電図
最近、こんな症状に心あたりありませんか?
- 一回だけ「ドックン」と脈がとんだり、強く打つように感じる
- 瞬間的に「うっ」と胸が詰まるように感じる
- 安静にしているときに脈が抜ける
- 急に脈が速くなる
- 胸がドキドキする
- 胸がもやもや、ザワザワする
- 急に脈が遅くなる
- 目の前が暗くなる
- めまい、ふらつきがある
- 失神する
これらの症状は検査の必要な不整脈かもしれません。
ひとつでも心当たりある方はご相談ください。
レントゲン検査
X線撮影(レントゲン)で胸部、腹部、骨密度(骨塩定量)の検査が可能です。
脳波検査
安静にして目を開いた時や閉じた時、深呼吸時や各種輝光刺激時などの脳の電気活動を記録します。
副作用がない検査で、意識障害、てんかん、脳血管障害、脳腫瘍、認知症(物忘れ)など多くの疾患に適応があります。
聴力検査
ヘッドホンをつけて、異なる周波数(1000Hz、4000Hz)の音が聞こえているかどうかを健康診断時などに検査します。
骨密度検査
骨の強度が低下し、骨がもろくなり、転んで手や肘をついたり、尻餅をついただけでも骨折しやすくなるのが骨粗しょう症です。
背骨(腰椎など)、大腿骨頚部(足の付け根)、手首などが骨折しやすく、骨折による活動性の低下から「寝たきり状態」に進展することもあり、骨粗しょう症の早期発見、早期治療開始が重要とされています。
特に女性の場合、50歳前後(閉経前後)から骨密度が低下することが多く、症状がなくても早めに検査することが奨められています。
骨密度検査にはいくつかの方法がありますが、当院では手のX線撮影(レントゲン)で測定しています。
骨粗しょう症の診断後は、当院で食事・運動の指導、薬物療法(内服、各種注射など)を行い、骨折予防のサポートをしています。